大学生のための県内企業魅力発見事業

「社会に目を向け、自身の将来を真剣に考える」
有意義で実りある大学生活を送り、希望の進路・就職を実現させるためには、
その視点と姿勢を早期に身につけることが必要不可欠です。

埼玉県内の企業と連携するこの新しい学びの場で、
社会人へのインタビューや企業が直面する課題に本気で向き合う体験を重ねながら
学生は大学で学ぶことの意義をしっかりと理解し、
少しずつ「はたらくこと」の意味に気がついていきます。
「社会に目を向け、自身の将来を真剣に考える」有意義で実りある大学生活を送り、希望の進路・就職を実現させるためには、その視点と姿勢を早期に身につけることが必要不可欠です。

埼玉県内の企業と連携するこの新しい学びの場で、社会人へのインタビューや企業が直面する課題に本気で向き合う体験を重ねながら学生は大学で学ぶことの意義をしっかりと理解し、少しずつ「はたらくこと」の意味に気がついていきます。

「大学生のための県内企業魅力発見事業」とは

埼玉県内の大学に在学する1、2年生を対象に、県内企業の協力のもとに実施する課題解決型授業(PBL)を通して、身近な魅力ある企業に目を向けてもらうとともに、職業観や主体的に学び、行動する姿勢を身につけることを目的に実施するものです。
*PBL:Project Based Learningの略

当事業についての詳細は下記URLよりご確認ください。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0809/kigyou-miryoku.html
社会人インタビュー
企業参加型授業

「企業ではたらく」ことをより深く知るため、
学生が県内企業に訪問し、若手社員にインタビューを行います。 業界・企業のこと、仕事について理解を深めるとともに、自身のキャリアデザインを思い描き、職業観を養います。

授業の流れ・学びのポイント

キャリアデザインとは

まずは自分の強みや弱み、自分らしさについて整理・分析。将来なりたい自分の姿をイメージし、現状とのギャップ、課題を洗い出します。インタビュー先企業についても詳しく調べます。

インタビュー

学生自身が企業にアポイントを取り、訪問します。普段の授業では味わえない緊張感の中、実際の業務内容や仕事のやりがいなどについてインタビューする姿は真剣そのものです。

インタビュー結果を授業で報告

インタビュー結果・内容は、授業で発表し、全員で共有化します。他の学生の視点や考え方に触れることで得られる新たな気付きが、多様な職業観の養成につながります。

振り返り・キャリアデザインマップの作成

インタビューを振り返り、キャリアデザインマップを作成します。今後の大学生活でいかに学び、何を身につけていくのかを明確にし、「なりたい自分」への一歩を踏み出します。

夢の実現のため、大学生活を充実させたい。

国際経営学部 観光ビジネスコース 1年

國分 友香里(埼玉県立浦和東高等学校出身)

普段ほとんど接することのない身近な企業に自ら足を運び、社員の方にインタビューするというとても新鮮で貴重な経験をすることができました。私は将来、客室乗務員を目指しています。今回、ビジネスの現場で実際に働く方の仕事に対する想いや熱い気持ちに触れ、その夢に近づくために大学で何を学び、何を身につけていけばよいのか再認識することができました。大切なのは今できることに精一杯向き合うことだと思います。友人達と切磋琢磨しながら、様々な経験を通してスキルや実践力に磨きをかけていくつもりです。

県内企業が実際に直面する経営課題を学生に提示。
学生はその課題の解決案をチームで検討、提案するプロセスを 通して、「社会人として必要な力」と「現在の自分の力」のギャップを自覚し、主体的に学び、行動する姿勢を身につけます。

授業の流れ・学びのポイント

企業からの課題提示

企業が実際に直面する経営課題を学生に提示します。その企業の一員として課題解決に取り組むためには、ターゲットの設定、事業としていかに成立させるかなど、様々な視点が求められます。

チーム活動

学生は5~6名でチームを編成。課題の整理、情報収集はもちろん、実際に企業に訪問しヒアリングを行うなど、その活動は学内に留まりません。活発な議論で時には意見がぶつかることも。

企業への一次提案

企業への1次提案。独自の視点や具体性、持続性が欠ける提案には厳しい指摘が。学生は時に悔しい表情を浮かべながらも、社会で求められる力、働くことのやりがいや責任に気付いていきます。

企業への最終提案

1次提案から2週間、企業からの指摘・助言をもとにチーム活動で内容をさらにブラッシュアップし、最終提案へ。最優秀賞に選ばれたチームはもちろん、全員が大きな達成感を味わうことができました。

協力企業からの課題と学生の提案内容

むさし証券株式会社
提示された課題

『「埼玉県の地元企業としての認知度向上施策」を皆さんのアイデアで考えてください』

最優秀チーム「FIGHTERS」の提案

経済規模全国4位、人口5位という優良な営業基盤を持つ埼玉県の市場としての魅力を生かすため、人口割合の高い40代、証券会社利用者の内、最も割合の高い60代をターゲットに設定。経済的・時間的に余裕のある層が利用する県内のスポーツジムやゴルフ場等と提携し、キャンペーンや投資セミナーの開催を広く周知・案内する計画を提案しました。セミナー参加者に提携先の利用割引券を配付するなど双方にとってWin-Winとなるよう工夫した点、企業の顔となる営業社員の紹介冊子作成により新たな顧客との信頼関係構築を目指した点、提案の裏付けとなるデータ・根拠が明確だったことが高く評価されました。

株式会社デサン
提示された課題

『今後100年存続可能な企業はどうあるべきかを考えたうえで、「将来とも継続性のある新たな事業」を提案してください』

最優秀チーム「TFAR」の提案

大型車両の塗装・ラッピング、屋内外の広告・看板等の企画から製作・販売までを一貫して行っている当社の強みを生かし、ロボット事業への参入を提案しました。今後のさらなる高齢化進行に伴い、介護ロボットの普及が期待されていますが、機械としての「冷たい」印象を持つ人は依然として数多いと思われます。そこで当社の高い塗装・ラッピング技術を用いて人間の持つ温かみを感じられるロボットを製作することで、そのイメージを払拭し、一層の普及推進、人手不足の解消、そしてより心のこもった介護が実現できると考えました。既存事業の応用で展開できる点や将来の社会背景を見据えた提案であることが特に評価されました。

求められるのはチームの力を最大限に引き出すこと。

国際経営学部 ビジネスリーダーコース 1年

伊藤 悠可(私立昌平高等学校出身)

企業が実際に抱えている「課題」の解決に、大学1年生である私達が取り組める。それだけでも大きな意味があることだと思います。課題をいただいた後、1次提案、最終提案と考察を進めていくのですが、その過程で知ったのは「チームワーク」の大切さです。みんなで協力して考え、調べ、話し合う中で、課題解決の筋道を分かりやすく説明する方法を学んだり、一人ひとりの役割について深く考えることができました。社会で求められる視点や考え方に気付くことができ、社会人として成長していくための一歩を踏み出せたと感じています。

未知の世界に挑む、真剣なまなざしが印象的でした。

むさし証券株式会社

人事部 鈴木 敬一 部長

大学生にとって「証券業」はあまり馴染みのないものだと思います。そんな未知の世界の課題に対して、皆さんとても意欲的に取り組んでくれました。そして最終提案での各グループの発表は、今まで証券業の詳細を知らなかったとは思えないほど、よく考えられたものばかり。その真剣さに、逆に私達が感謝の気持ちでいっぱいになったほどです。社会で成長していくためには、社会人としての覚悟と自覚を備えていることが大切です。大学での4年間を通して、そんな意識をぜひ身につけていただきたいと思います。

人と協力しあい、社会とともに成長してほしい。

株式会社デサン

総務人事経理 小船 亜紀子 課長

自信をもって堂々とプレゼンテーションする姿、そして入賞を逃したチームの学生が流した悔し涙。この企業参加型授業で、多くの学生さんの成長の瞬間を目の当たりにすることができました。弊社が提示した課題は難しいものでしたが、真剣に向き合い、チーム全員が全力で取り組む姿に感動を覚えました。大学の勉強はただ机に向かって知識を蓄積するものではありません。人と協力しあい、社会とともに成長することを早期から学ぶ機会として、この授業の持つ意義、果たす役割は非常に大きいと感じました。