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【2018年2月】 加藤学長からのメッセージ

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今年の大学入試センター試験が終わりました。大学受験もいよいよ佳境に入ったというところでしょうか。高校生の皆さんは「受験勉強」と言う過酷な競争を強いられ、入学試験に最高の結果を出すべく努力を続けてこられたに違いありません。

その大学入試も、「暗記する力」から「考える力」を評価する方向に変わりつつあり、記述式の問題がこれから多くなると言われています。確かにこれまでの入試問題には、設問に合わせて自分の記憶の扉を開けて的確かつ早期に回答することが求められるものが多くありました。いわゆる「括弧埋め」「〇×問題」等は自分の記憶に頼り、早期に設問に対して回答するというものでした。我々はこの方法の試験に優れた力を発揮する人を、「試験学力の高い人」と呼んでいます。

果たしてこの試験学力はこれからの大学生活、そしてその後の社会人生活においてどれくらい必要なのでしょうか?確かに記憶に頼って答えを出すことはこれからも永遠に必要な大切な力です。でもこれから求められることは、「ある課題に対し一つの命題を引き出す。その命題をキーワードにいろいろと思考を巡らせ、状況に最も適切な自分の考え(答え)を導き出す」ことではないでしょうか。即ち、設問に関わる数々の記憶の中からたった一つの正解を導き出して回答とするのではなく、その命題から考えを巡らせ自分の意見を導き出すことが大学でも社会でも必要となる力に他なりません。

「考え抜く力」を身に付けることは、我々共栄大学でも大変重視している力です。その力をつけるために国際経営学部、教育学部とも1年次からゼミ形式で自分の考えを述べ合う少人数教育の場を設けています。この場では他の人の考えを傾聴し、それを自分なりに解釈して自分の意見をまとめ、それを発表することを通し、考え抜く力を身に付けるべく日々学生たちは切磋琢磨しています。そんな時の学生たちの表情は溌剌としており、まさに勉学を通して青春を謳歌していると言っても過言ではありません。「記憶」するだけの勉強方法は試験と言う難関を突破するには有効かも知れませんが、試験が終われば記憶の彼方に消えてしまうことも少なくありません。

大学を卒業して社会に出た時に役立つ力、我々はそれを「社会学力」と呼んでいます。この力を身に付けることが本学の教育理念のひとつになっています。結婚される本物のカップルのブライダルを、学生たちがプロデュースする「ワールドラン」と言う科目のように、産業界との連携によって実務を経験しながら仕事の厳しさ、やり遂げた時の達成感を感じることの出来る「実学」(フィールドワーク)をそろえているのが共栄大学です。高校生のみなさんも指導教員、仲間とのコミュニケーションを通して、自然に社会で必要な「考える力」が身に付く少人数教育のゼミナール、産学連携で社会の厳しさ、仕事の達成感を実感することが出来る共栄大学への扉を開けてみてはどうですか?

2018年2月1日 共栄大学 学長 加藤 彰

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