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【2018年8月】 加藤学長からのメッセージ

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毎日、厳しい暑さが続きます。「命にかかわる危険な暑さ」という表現が、天気予報を表す言葉として新聞紙上を賑わすなどということがこれまであったでしょうか。それくらい異常に暑い日が続いています。少し前には西日本を豪雨が襲いました。被害にあわれた皆さまに心からお見舞いを申し上げます。

ここ数年異常気象が繰り返されますが、オリンピック招致が決まってから時の経つのは早いもので、2年後の7月には東京でオリンピックが開催されます。2年後、この異常な気象条件の中でオリンピックが行われることになれば、アスリートの皆さんはもちろん、観客の皆さんにとっても厳しいオリンピックになるのではないかと、心配するのは決して私だけではないでしょう。しかし、そこはオリンピックに向けて調整を続けているアスリートです。彼らは気象条件を含めてしっかりと情勢を分析し、2020年7月に自分のベストを尽くせるように計画性をもって準備を進めているに違いありません。

アスリートの皆さんのように、「先のゴールを目指して計画を立て、それに従って準備を進める」という事は、頭では理解していてもなかなか実行に移すのは難しいものです。先の出来事を自分の大事な問題として捉えることが意外と難しく、それまでの時間的余裕を実際の時間幅より長く捉えてしまいがちだから、まだ先の計画に合わせて準備を進める事は難しいと感じるのでしょう。即ち、「まだまだ大丈夫、もう少ししたら始めよう」と安易な方向に流れる考えが、計画性をもって準備をすることを妨げているのです。

これから大学を受験される受験生の皆さんも、まだ2年生だから受験はまだ先と思っている皆さんも、「どんな大学に入って、何を学び、その学びを生かしてどのように社会で活躍するのか」を視野に入れて、ちょっと長めの計画を立てることは自分の人生設計においてとても重要な事です。そう考えると、酷暑と言われてもこの夏休みは、将来の自分を描いてみる絶好のチャンスなのかもしれません。いま各大学で行われているオープンキャンパスに参加してみることも、自分の将来像を描く大事な機会となるのではないでしょうか。これから先の社会に出るまでの大事な時間を使って、自分は大学で何を学びたいのか、その学びから得られるものはなにか、おぼろげながらも自分の夢が透けて見えてくるはずです。

共栄大学でもオープンキャンパスを開催しており、酷暑にもかかわらず大変多くの高校生、保護者の皆さまにお越し頂いております。オープンキャンパスに参加される高校生、保護者の皆さまの眼差しは真剣そのもの、つい1、2年前にはオープンキャンパスに参加する側であった学生スタッフとの会話にも力がこもっています。そのような高校生、保護者の皆さまと接する時、いつも私は自分の将来を見据えている高校生の皆さんの夢を、共栄大学の学びの中でしっかりと形にしてあげたい、そして卒業時には形になったその夢に、就職と言う息を吹き込んで完成させたい、夢がかなった学生たちを笑顔で送り出したいと強く心に想います。アスリートの世界では「暑ければ暑いほど心は燃える」と言う、己を奮い立たせる言葉があるようです。しかしその言葉は決して「夏男を自称するアスリート」のためだけにあるのではなく、自分の将来に明るい夢を持ちながら、酷暑の中で夢実現への行程をしっかりと描こうとする若者のためにある希望の言葉なのかも知れません。

夏休みのオープンキャンパスで皆さまにお会いできることを楽しみにしております。

2018年8月1日 共栄大学 学長 加藤彰

    

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