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【2018年10月】 加藤学長からのメッセージ

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「暑さ、寒さも彼岸まで」と良く言われています。これはどんなに厳しい冬の寒さも、春のお彼岸を過ぎればやわらいでくる。またあれほど暑かった気候も、秋のお彼岸を過ぎれば涼しい秋がやってくるということです。昔からの気候動向からこのように言われてきたことだと思います。
しかし、今年の夏は「命の危険がある暑さ」と表現されるように、これまで経験したことにないような暑さでした。加えて度重なる台風による雨災害、北海道を襲った大きな地震と、自然の猛威を否応なく感じさせる異常気象続きでした。

 そのような異常気象であっても青春真っ盛りを満喫されている高校生の皆さんは、夏休みを使って多くの友だちと一生の宝となる素晴らしい想い出を沢山作られた事だと思います。この夏の想い出はしっかりと皆さんの心の中に刻み込まれたに違いありません。夏休みが終わった今、皆さんは高校に戻り、それぞれが楽しんだ夏を披露し合っているのではないでしょうか。友達が過ごした夏を羨ましく思ったり、自分の夏の過ごし方が友達の心に大きく響いたことを知り、お互いの友情を再確認し合ったところだろうと思います。

大学生にとっても、夏休みは一生に残る素晴らしい想い出を作る絶好の機会です。

 夏休みには海外語学研修、インターンシップ、ゼミ旅行等、仲間、教員と一緒になって体験する学習が数多く組まれています。今年の海外研修旅行はカナダでした。共栄大学が提携を結ぶヨーク大学で、みっちり英語漬けの日々を過ごしたり、合間には仲間たちと近くの観光スポットを巡ったりと、学生たちは充実した語学研修旅行を楽しんだようです。

 特に貴重な経験を積んだのが秋田県における教育実習生ではないでしょうか。本学の教育学部では1年次から「学校ふれあい体験」があります。即ち、1年次から学校現場に触れるのですが、その中でも学生たちの記憶に深く刻まれるのは3年次で行く教育実習だと思います。教育実習は教育現場の一員となって実際にこどもたちの指導にあたるものであり、教育学部生にとっては4年間の学びの中のまさにハイライトとも呼べる貴重な体験になります。共栄大学では秋田県の北秋田市、大館市、東成瀬村の3か所と教育実習生受け入れに関する提携を結んでいます。秋田県は学力テスト全国一位を続けている教育県であるだけに、素晴らしい教育理念のもとに小学校教育が行われています。そのような環境で実習出来る学生たちの心に深く刻み込まれるのは、子どもたちとの触れ合いに加えて地元の人たちとの交流によって経験する数々の想い出のようです。子どもたちとの触れ合いだけでなく、日々の暮らしの中に溶け込んだ実習生活で結んだ絆は特に強く、実習が終わって大学に戻ってきた後にも運動会、卒業式と、学生たちは自費でまた実習校に戻り子どもたちと再会して一度結ばれた縁を再確認しているようです。もちろん本学教育学部の教育実習はその他に春日部市等、提携先の近隣の小学校で行っています。そのどれもが極めて素晴らしく、学生たちの一生の記憶として刻まれ、素晴らしい夏を過ごしています。教育実習を通して子どもたちと触れ合い、地域の人々との交流を深めることが出来れば、将来立派な教員になることは間違いありません。教育実習で人との触れ合い、地域社会への貢献が出来る学生の多くは教育実習を経て教員採用試験に臨み、見事合格を勝ち取っています。共栄大学の高い教員採用試験合格率の原動力になっている学生は、ひと夏の貴重な経験を生かして勉学に励んだ者たちであることに私は大いなる誇りをもっています。

2018年10月1日 共栄大学 学長 加藤彰

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