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【2019年10月】加藤学長からのメッセージ

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今年もまた異常気象と言われた夏も、10月に入ってようやく安定してきたように思います。それでもまだ暑い日があったり、急に冷え込んだり、このまま秋の爽やかさがないままに冬に入ってしまうのではないかと心配してしまいます。そんな日々を送っているうちに早くもカレンダーはあと3枚を残すばかり。季節の変わり目とともに、過行く時が次第に早さを増していると感じてしまうのは私だけではないでしょう。まだまだ先と思っていた消費税の改定も、今日から実施されています。

まだ先と思っていたことがもう実施に移される時がきて、時の移ろいの早さを感じているのは、これから大学受験を控えているみなさんも同じではないでしょうか。来る2021年には入試改革、即ち新しい大学入学試験制度が導入されます。今後は「思考力」「判断力」「表現力」を発揮して答えを導き出す問題へと変わっていきます。

「思考力」「判断力」「表現力」を鍛えると言ってもどんな方法があるでしょうか。恐らくいろいろな方法があるでしょうが、先ず一番大事な事は「どんな事にでも関心を持つ」という知的好奇心を旺盛にする事が必要だと思います。一歩家を出たら、自分の眼に映るものに常に関心を寄せる努力をする。そしてなぜ?という好奇心を発揮して物事を考える事を習慣にしたら良いのではないでしょうか。「なぜ地元のこの駅は南口の方が込み合っているのだろうか」「なぜ商店街の入り口にあるのにあの店はいつも閉めているのだろうか」とか、「なぜ」を考えるといろいろとあるものです。そして疑問に思ったことを一生懸命に考える。自分なりに出た結論を、ノートに書いてみることも大事です。そして書く時はいつも先ずははじめに結論を書く。そして、その理由を述べていくという方法に慣れていけば、判断力、表現力も自然と身に付くようになるでしょう。先ずはとにかく好奇心旺盛になる事です。

今、高校2年生のみなさんは新しい大学入学試験制度を心配するよりも、自分が大学で何を学びたいのかはっきりと見据える事が大事なのではないでしょうか。自分の行きたい大学と今の自分の力はどれくらいの差があるのか、そのギャップを埋めるために何をどう努力したら良いのかを考えてください。即ち、どの大学に入りたいのか目標を決め、その目標に向かって努力すべき点を書き出す事です。これはわかりやすく表現する時の技法と似ていませんか。「はじめに結論を書いてそこに至るまでの理由を述べる」未来からの発想法。バックキャスティングの発想法を取り入れてみましょう。

2019年10月1日 共栄大学 学長 加藤彰

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