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東京大学大学院教育学研究科修士課程修了(教育学修士)、米国スタンフォード大学教育系大学院博士課程修了(ドクター・オブ・フィロソフィ)。東京大学教育学部教授、東京大学教育学部長、国際基督教大学教授を経て、2011年より共栄大学教育学部教育学科(設置認可申請中)学部長に就任予定。東京大学名誉教授。日本学術会議会員。日本教育学会会長。
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21世紀に入りグローバル化が加速し、地球時代、環境の時代といわれるようになりました。しかし、その一方で未解決の課題も山積しています。子どもたちへの教育もそのひとつといえるでしょう。教育は未来への投資といわれるように、子どもの時期は夢と希望をもって大らかに過ごせることが非常に重要で、その時期に豊かな知的なトレーニングと人格形成を担っていける優れた教師の養成が、いま改めて求められているのです。
本学の教育学部は、このような時代の要請に応えるために新設されます。教育理念として掲げるのは、「実践力」「教育力」「人間力」という3つの力からなる「生きる力」を身につけた、誠実且つ情熱を持って教育に取り組むことのできる教師の養成です。「実践力」とは、一人ひとりの子どもの個性や思いを理解し、子どもたちと向き合い適切に指導・助言していくことのできる基礎的な素養や思慮深さを身につけることです。「教育力」とは、教師としての専門的な知識・技能で、教科の指導力と、健やかな心身と人間関係や豊かな表現力・コミュニケーション能力などを育むことのできる力を身につけることです。そして「人間力」とは、人間として、教師としての魅力で、子どもたちが夢と誇りを育む、その支援基盤となるものです。
教師にふさわしい適性について、問われることがありますが、子どもへの愛情と教育への情熱をもっていれば、いろいろな教師がいていいと思います。子どもたちと楽しく豊かに交流できると同時に、子どもたちをきちんと見つめることができ、理解し、考えるといった眼差しをもっていることが重要です。ですから、本学ではそのような素養と資質を育むことを大切に考えています。もちろん、教育は子どもと一対一で行うものだけではありません。保護者とのコミュニケーションも重要です。保護者と一緒になって子どもを豊かに育んでいきたいという、情熱と志をもって誠実に取り組んでいって欲しいと思います。
さて、教育の現場は学校だけでなく、教育関連産業という膨大な規模のフィールドを有しています。従って、教育に興味があっても、必ずしも教師の仕事に就くとは限らないという人もいるでしょう。そのため、本学ではさまざまな職業に適応できることを意識した教育も併せて行っていきます。実際、一般企業も、教育学的な素養をもつ人材を求めています。といいますのも、いまでは職業の5割以上が広い意味でのサービス的職業になっていて、そのさまざまな場面で求められているのが、先ほども言いましたように、コミュニケーション能力や他者を理解する能力、期待に少しでも応えようとする「構え」のようなものです。本学の教育学部で学ぶことによって、教師としての素養を養うと同時に、さまざまな職業に対しても基本的な能力の形成につながっていくことでしょう。そのためにも、単に授業科目の取得だけではなく、充実したキャンパスライフや部活動、サークル活動など、4年間の大学生活の中で仲間との交流を通して育んでいける志を重視し、真の強さを身につけて欲しいと思います。
本学の教育学部を新設するにあたって、その新しい一歩を皆さんと教職員と一緒になってつくっていきたいと思います。是非、新しい学部のカラーをつくる面白さを体験してください。そのためにも、失敗を恐れずにチャレンジする、意欲のある学生にきて欲しいと思います。
概要説明

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