エアライン・ホテルアカデミー生による、“夏休み企業訪問第一弾” in NAGOYA

2023.10.04

国際経営学部

残暑厳しき8月30日、企業訪問の第一弾として県営名古屋空港にある、「フジドリームエアラインズ(FDA)」(※)と、チェックインなどの地上業務を担う「エスエーエス(SAS)」(※)の両社を訪問しました。

FDA社は地方と地方を結ぶ、“リージョナル・エアライン”として、地域経済と文化を支える重要社会インフラとして躍進を遂げる航空会社です。(現在全国16都市へ、毎日約100便を運航中) 当日は先ず、会社の概要説明からスタート。担当者の説明に、参加したエアライン・ホテルアカデミー生総勢12名は、一言も聞き漏らすまいと熱心にペンを走らせていました。続いてFA(客室乗務員)の方が訓練を行う「モックアップ」を初体験。救命胴衣を身に着けたり、機内アナウンスを行うなど、ワクワクな体験の連続でした。加えて、現役FAの方々との「質問コーナー」の時間も設けられ、活発な質疑応答が繰り広げられました。

モックアップでの訓練。 「救命胴衣って、つけるの難しいなぁ・・・」
人生、初アナウンスに挑戦。 「意外に、私ってできるかも?!」

現役FAさんとの座談会。「どうして、FAになりたかったんですか?」

モックアップ前で。「短い時間だったけど、訓練は楽しかった〜っ!」

また、飛行機に乗るまでのお客様の“流れ”を理解すべく、スタッフ役の学生とお客様役の二手に分かれ、チャックインの疑似体験もしました。SAS社での研修では、チャックイン後から飛行機に乗るまでの間のお客様の「動線」を学ぶ、良い機会となりました。

チェックインカウンターにて。「お客様、お席は窓側がよろしいですか?」

色鮮やかなFDA機をバックに。「ヒコーキをこんなに間近で見るのって、初めて

参加した学生のひとりは、「モックアップや機内アナウンスなどの体験は、なかなかできることではないので、訓練の様子を実際に見て体験することができ、将来の自分もなれるよう頑張りたい、モチベーションの向上に繋がりました。」と興奮冷めやらぬ様子で話す姿が印象的でした。また、他の学生は「自分が将来目指している職種でもあるので、チェックインを体験できたことは良い経験になりました。(中略)より視野を広げてお客様に温かな接客出来るようになりたいと思いました。」と、率直な感想を語ってくれました。

今回の企業訪問を通じ、多くのアカデミー生は後期授業を前に、「勉強へのモチベーションが上がりました」と語り、勉学への意欲を滲ませていました。今回引率した館山友宏先生は、「机上での勉強に加え、外に出て“企業の現場”知ることはとても大切。学生達が自身の将来を考える上で、ひとつの“学び”になったのでは」と話してくれました。

学生達にとっては、正に“熱い夏休み”となりました。

(※)両社は、静岡県を主な基盤とする1801年創業の「鈴与グループ」に属し、同グループの航空事業における中核企業

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