【国際経営学部】伊藤ゼミがインタラクティブデジタルコンテンツで幼稚園のコンサートを演出

2023.12.15

国際経営学部

 国際経営学部の伊藤ゼミ(指導教員:伊藤大河准教授)では、神戸幼稚園が主催し、さいたま市民会館おおみや「RaiBoC Hall」(レイボックホール)で2023年12月14日(木)に開催された第19回「神戸幼稚園ファミリーコンサート」にて、大学生が制作した音に反応するインタラクティブデジタルコンテンツを活用した演出を、幼大連携で行いました。

 伊藤ゼミに所属する2年生(大和楓夏さん、塚原沙紀さん、手塚詩乃さん)が制作した音に反応するインタラクティブデジタルコンテンツ(双方向性のあるデジタル作品)は、会場の音量によってリアルタイムに変化するもので、小さい音量では円が小さく、大きい音量では円が大きく、波紋のように広がり3つの波紋が重なり合うこともあります。

 今回の「神戸幼稚園ファミリーコンサート」では、園児がサンタクロースを呼ぶ場面において、「サンタさん!」の掛け声に合わせて映像がリアルタイムで変化することで、園児にとって分かりやすく音量を可視化した演出を実現しました。これにより、大きな声で「サンタさん!」と声を出すことができました。

音に反応するインタラクティブデジタルコンテンツによる演出の様子

左から、音量小・音量中・音量大
サンタクロースの登場シーン

 伊藤ゼミでは、コンピュータを活用した「音に反応するインタラクティブデジタルコンテンツ」の制作を通して、コンピュータに関する基礎的な知識や技能に加えて、様々な表現技法を組み合わせたメッセージ性のある演出を学び、デジタルテクノロジーやコミュニケーションデザインに関する理解を深めました。また、幼稚園児にとっても、インタラクティブデジタルコンテンツを体験することで、普段あまり触れることのない最先端の技術を体験する良い機会になりました。 

このような幼大連携イベントを通して、双方にとって質の高い教育の実践を実現しました。

 共栄大学では、建学理念である「至誠」を原点に、社会に通用する実践力を身につけ、社会の期待に応える人材育成に努めております。これからもデジタルテクノロジーを積極的に活用し、地域社会との連携を通じて、これからもさらなる学生への学びの機会の提供を広げてまいります。

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