2024.08.05
「若者の投票率向上研究会」で活動する教育学部3・4年生16名は、2024年7月17日(水)、春日部市新庁舎を訪問し、岩谷一弘春日部市長へ活動報告を行いました。
本研究会は、春日部市と共栄大学との包括的連携協定の一環として本年4月に発足しました。昨今、選挙における若年層の投票率の低さが他世代に比べ顕著であることから、本学学生と春日部市選挙管理委員会とが協働して、市の更なる取組み強化に向け活動をスタートさせたものです。
毎週水曜日に開催する本研究会は、教育学部長の平田敦義教授が指導しています。毎回、春日部市選挙管理委員会事務局の職員2名も加わり、これまでに若者の投票率に関する先行研究の検討、大学生(18~19歳)の選挙・政治に関する意識調査の設計と実施、本年11月3日(祝)に開催する学園祭(樹麗祭)での啓発活動の検討などを行ってきました。この間、春日部市新庁舎見学、春日部市職員として活躍する本学卒業生との交流、議会傍聴の他、埼玉県選挙カレッジの学生との意見交換会等も経験しています。
今回、研究会メンバー16名と平田教育学部長は、岩谷一弘春日部市長を訪ね、4月からの活動報告と懇談会に参加してきました。代表学生からは、学園祭に向けての啓発活動と効果測定・分析によって、若者に投票行動を促すための効果的な取組みについて提案したいと、今後の目標と意気込みを伝えています。
引き続き本研究会では、本学学生(18~19歳)の選挙・政治に関する意識調査の結果を元に、投票率向上に向けた啓発活動の企画・実施を目指します。
共栄大学は建学理念である「至誠」を原点に、社会に通用する実践力を身につけ、社会の期待に応える人材育成に努めています。今後も本学学生が、地域との協力事業や地域が必要とするボランティア活動等に積極的に関われるよう、学びの機会を提供していきます。
◆関連サイト
●春日部市役所:共栄大学との連携事業/春日部市公式ホームページ (kasukabe.lg.jp)