2024年7月23日（火）、国際経営学部 田中美和教授と林雅子教授が担当する「現代ビジネス特論A」（企業・職種研究）の一環として、国際経営学部2～4年生10名が「むさし証券株式会社」（埼玉県さいたま市）を訪問しました。この授業は企業見学の体験を通じて知見を広げ、自らのキャリア選択に活かすことを目的としています。　

　学生達は事前学習として業界研究や企業研究を進め、各々の仮説や問題意識を持って当日の企業見学に臨みました。地域に根差した企業ならではの取り組みや、営業の方が株価の変動をどう捉えるかについて職場で直接お話を伺ったことで、表面的で断片的だった知識をさらに深める学びができたようです。

　また、4月に入社された新入社員の方から新NISAの仕組みについて個別レクチャーを受ける機会をいただき、参加学生にとっては企業で働くことのイメージ形成に繋がる大変貴重な体験となりました。

　

　

　

　

　学生達からは見学後、「社員の方がとても柔らかい話し方や所作をされており、このような空気がお客様の要望、意見を十分に引き出されているのだと感じました。」「新入社員の方がこの日のために用意した手書きの図などを用いて、非常に丁寧で分かりやすく説明してくださった。」「金融や投資について興味を持つようになりました。」「証券会社に対して堅いイメージをもっていましたが、印象が大きく変わり、就職先の一つとして考えたいと思いました。」といった感想が寄せられました。

　９月には学生それぞれの体験の意義を共有するために報告会を計画しています。今回の企業見学会で説明をご担当いただいた社員の皆様もお招きする予定です。