2025.01.17
2024年12月11日(水)「宿泊ビジネス論」(稲本恵子教授)では、リゾートトラスト株式会社 人事部 東京人事労務室 人事課課長 棚瀬陽介様をお招きし、「リゾートトラストについて」「ホテル業界を知る」「ホテル業界現状と今後」「会員制ホテルを知る」という4つのテーマについての特別講義を実施しました。この講義は、公開授業として履修登録者以外も聴講可能としたため、レジャービジネスやホテル業界に関心のある学生が学年を問わずに出席しました。
リゾートトラストグループは、本社及びグループ会社31社によって構成され、国内外に43カ所のホテルを展開しています。日本のホテル業界売上高2位を誇る宿泊業界におけるトップ企業の一つです。その特徴は、「会員制」であること。経営者、会社役員、医師、弁護士、スポーツ選手、著名人等、会員数は約20万人。「ホテル」「ゴルフ」「メディカル」「シニアライフ」のサービスを通じお客様と「一生涯を通じてお付き合いする」ことを目指した「総合企業グループ」です。
リゾートホテルといえば、沖縄やハワイなどのようにリゾート地にあるというイメージをもちますが、リゾートトラスト株式会社が運営する会員制リゾートホテルは、東京・名古屋・大阪などの都市圏から車で2~3時間で行くことが出来る場所に位置しており、「別荘を持つ感覚で、ホテルと変わらぬ気軽さで楽しめるリゾートホテル」として余暇充実、健康に通じる癒しの時間や、サービスを提供しています。
「同じお客様」が「何度もご利用になる」会員制リゾートホテルだからこそ、お客様の声に合わせて求められるサービスを生み出し、信頼関係のもとで、あらたなよりよいサービスが生まれていくという好循環のなかで好業績を上げ、事業拡大がなされているというビジネスモデルについてのお話は、経営学を学ぶ学生達にとって納得でき、宿泊ビジネスのみならず、観光産業以外のビジネスへの視点についての学びも深めることができました。
共栄大学では、2023年度より長期休暇期間中にリゾートトラスト株式会社が運営する会員制リゾートホテルでリアルなホテルサービスに触れて学ぶ機会をいただき、インターンシップのプログラムを実施しています。