小林ゼミ生が「かすかべSDGsフォーラム2025」にてユニクロ社とワークショップを実施

2025.03.24

国際経営学部

 共栄大学では、社会で通用する実践力を身につけ、社会の期待に応える人材育成に努めています。今回、国際経営学科で「SDGsと開発協力」について学んでいる学生6名(小林尚行教授ゼミ3年生)が、2025年3月15日(土)に開催された「かすかべSDGsフォーラム2025」において、事業経営にSDGsを取込み実践を重ねているユニクロ社と合同で、服の端切れを用いてバックを作成するワークショップを開催しました。

ワークショップ風景(ゼミ生が参加者に個別に説明)

 今回のワークショップでは、ユニクロ社から提供された服の端切れを用いてゼミ生が試作したバックが採用されることになりました。ワークショップの冒頭では、ユニクロ社からSDGsと海洋プラスチックの問題などについてクイズ形式により説明がされるとともに、ユニクロ社のSDGsに向けた取り組みが披露されました。共栄大学からは、ネパールから留学しているゼミ生により、バックの「持ち手」の部分に、端切れを用いて「ラキ」で使われる編み方を採用したこと、ネパールにおいて妹が兄の手首にラキと呼ばれる編み物のブレスレットを結びつけること、ラキは、兄弟姉妹の絆を象徴し、兄の長寿と幸福を祈るためのものであることについて説明が行われました。

ネパールからの留学生による「ラキ」の由来についての説明

 当日、ワークショップは午前の部から午後の部にかけて4回開催され、幼児から小学生、大学生、高齢者を含む幅広い年齢層の市民が参加。参加者は廃棄となる服の端切れからバックを作成することにより、ものの命を生かしていくことの大切さや廃棄物を削減していくことの意義について体験を通して学びました。

ワークショップ参加者が服の端切れから作成したバック

 共栄大学では地域や企業との連携を通じ、学生の社会学力の向上と地域への貢献に今後も取り組んでいきます。

ワークショップ開催者集合写真(春日部市(右端)、ユニクロ社(右側)と共栄大学小林ゼミ生(中央より左側)

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