2025.06.27
2025年6月16日(月)、国際経営学部の稲本恵子教授と伊藤大河准教授が担当する「交通ビジネス論」の講義において、東武鉄道・北春日部駅長の西村健夫氏を特別講師としてお招きしました。
今回の特別講義では、「身近な駅から見る鉄道業界の仕事と役割」をテーマに、本学の学生が日常的に利用している北春日部駅を切り口として、鉄道業界の仕組みや駅業務の実際についてお話しいただきました。駅の出札・改札・ホーム監視といった日々の業務内容をはじめ、それらを担うグループ会社・東武ステーションサービス株式会社の役割や、社員のキャリアパスについても詳しくご紹介いただきました。利用者としてはなかなか知る機会のない“鉄道の裏側”に迫る内容に、学生たちは大きな関心を寄せていました。
講義を通して、学生たちは鉄道会社が担う社会的役割や駅員の業務の多様さ・専門性について理解を深め、自らのキャリア選択について考える貴重な機会を得ることができました。
このような学びの場を提供してくださった西村氏に心より感謝申し上げます。
国際経営学部が提供する「交通ビジネス論」では、陸・海・空の各交通機関の役割や連携を理解し、グローバルな人とモノの流れを多面的に学ぶことを通じて、学生の視野を広げることを目指しています。今後も、実社会で活躍する多様な専門家を招きながら、学びと現場をつなぐ実践的な授業を展開してまいります。
<特別講師のご紹介>
西村 健夫(にしむら たけお)
東武鉄道株式会社 北春日部駅長。車両部門や東武東上線の駅業務などの経験を経て、2025年より現職。北春日部駅の安全・円滑な運営に取り組むとともに、地域とのつながりや、若い世代への鉄道理解を深める活動にも力を注いでいる。