2025.09.25
教育学部「体育科教育ゼミ」では、例年、夏休み期間を利用し、「神奈川県三浦市荒井浜海水浴場」にて、海での水泳研修を行っております。プールとは違う、海での様々な泳ぎ方(シュノーケリング含む)、海や川で水難事故に遭遇した際の対応方法などを体験しました。
【着衣泳・安全確保姿勢等】
服を着たり、靴を履くことで、水中では浮きやすくなること、また、身動きが取りにくくなることを体験しました。海で遭難した際には、むやみに泳いで、体力を奪われるよりも、背浮きの状態で、体力を温存する方法も体験しました。海や川での、頭を出したままで、ゆっくり泳ぐ方法など、多くの経験をすることができました。
【シュノーケリング】
「三浦海の学校」の吉田インストラクターより、シュノーケリングについて学びました。シュノーケルクリア(シュノーケルの中に水が入ったときの排出方法)、マスククリア(マスクの中に水が入ったときの排出方法)、水中でのフィンキックの仕方など丁寧に教えていただき、30分ほどで、自由に泳げるようにまでなりました。海中散歩では、海中のコンディションも良く、様々な魚と出会うことができました。大きな鯛を見ることができ、普段の生活では感じることのできない体験となりました。
海での水泳指導をした後は、夏休みの思い出作りにゼミのメンバーと楽しみました。海での水泳経験の少ない学生も多かったですが、ベテランインストラクターの指導を受けながら、海での危険回避行動やシュノーケル体験など、楽しみも併せて学ぶことができ、とても有意義な時間となりました。水中で命を守るということも、教育現場などで活かすことができることと思います。