2025.12.19
社会科教育ゼミでは、12月17日(水)にウクライナ国立ハリコフ大学よりオリガ博士をお迎えして懇談いたしました。
懇談ではオリガ先生は学生一人一人の話に耳を傾けてくださり、言語習得や国際情勢、学生生活に至るまでいろいろな話をしました。
オリガ先生に「旅行に行ってみたい国は?」と質問すると、「日本です!」と返ってきました。様々な国に行った経験をお持ちで来日は今回で4回目だそうです。共栄大学のバスに乗るときにバスの運転手さんが丁寧にあいさつをしてくれた様子を語られ、日本のおもてなしの精神や働く姿勢に感心されているようでした。


ハリコフ大学では授業の課題や準備が大変でアルバイトをしている学生は少なく学業に懸命に取り組んでいるそうです。日本の教科書についても研究されているそうで母国語の他に、ロシア語、英語、日本語、ハンガリー語にも造詣が深く、語学習得について様々なお話をいただきました。ここまで書いてきて、私たちはいったい何語で話をしているのかと気になった方もいらっしゃるかもしれません。オリガ先生は私たちに合わせて基本的には日本語で話してくださり、難しい問題になると分かりやすい英語で話してくださいました。ですから日本語と英語が入り混じった会話でした。
私たちはお互いにプレゼントもしました。鶴は平和のシンボルとして世界的に知られていますが、私たちは千代紙で折った鶴を送ることで日本の文化と平和の心を届けました。
ハートのキーホルダーはオリガ先生からいただいたものです。青と黄色はウクライナの国旗の色ですが、青空と小麦をイメージしたものだそうです。その色のハート型のキーホルダーに平和を愛する願いを感じました。
