2026.06.26
2026年6月12日(金)、旅行ビジネス論(国際経営学部 髙野雅巳准教授)の講義では、本学が位置する春日部市をエリア管轄する株式会社JTB埼玉南支店より、佐々木宗彦氏と平澤一洋氏の2名をゲスト講師としてお招きし、特別講義を実施しました。

前半では、佐々木氏よりコロナ禍から回復を遂げるツーリズム産業の市場規模や世界経済への波及効果について解説していただきました。同社が手がける事業は旅行にとどまらず、学校運営のサポートや企業のチームビルディングなど、多岐にわたる法人営業の課題解決について事例を交えて紹介されました。ご自身の添乗員時代の失敗談というリアルな経験談も交えながら、プランの提案には相手のニーズを捉える「聴く力」が不可欠であること、そして店頭や営業において最後は「人(の力)に顧客がつく」というビジネスの本質を熱く語っていただきました。

後半では、平澤氏より地元の春日部市観光協会と連携して取り組んでいる「フォトロゲ春日部」の具体的な事例が紹介され、地域に密着した観光振興の実際を学びました。また、「海外添乗に行きたい」という夢を叶えるため、100箇所近くのフラダンス教室へ自ら営業をかけてホノルル・フェスティバルへの添乗を実現させたエピソードをご披露いただき、「自ら仕事を楽しむマインド」の大切さを学生たちに伝えてくださいました。

最後に、面接で自分の考えをしっかり伝えるコツや、同社が実施するボランティアツーリズムの経験が就活にどう活きるかなど、これから就職活動を迎える学生へ実践的なアドバイスをいただきました。
講義後のレポートでは、「旅行業=ツアーの手配というイメージが大きく変わった」「最後は『人』につくという言葉がとても印象に残った」「平澤さんのように自ら仕事を楽しむ姿勢を見習いたい」といった感想が寄せられ、学生たちにとって旅行業界の多様な可能性や魅力、そしてこれからの自身のキャリアを深く考える貴重な機会となりました。