【国際交流センター】SDGs特別講演「ESG投資とSDGsにおける企業の役割」を開催

2022.06.13

国際交流

国際交流センターでは、学生がSDGsについての理解を深めることを目的として、今年度から様々なプログラムを開始しています。

去る6月9日には、国際協力機構(JICA)で財務部長や上級審議役を歴任後、現在はオリエンタルコンサルタンツグローバルの執行役員を務めておられる森睦也さんをお迎えし、※ESG投資と民間企業のSDGsへの貢献について講義をしていただきました。森さんは、ESG投資のルーツは100年頃前の宗教的倫理観にあること、現代においては、企業が環境や人権に配慮した事業を行うことにより様々なリスクを削減することができること、ESG分野への投資が環境や貧困の課題解決につながるだけでなく企業にとってはビジネスチャンスを与えてくれること、について具体的な事例から説明をされました。

投資に関する説明については、ご自身がベトナムに駐在されていた際に、現地の知り合いの方が自宅を改装してベトナム料理教室の事業を始めたい、とのお話があったことから、友人と協力してお金を集めてその事業に出資されたことなど、興味深い体験談から学生にわかりやすくお話しをされました。

ESG投資は、社会を変えていく企業が選ばれれていく投資であり、それによりSDGsの達成に貢献するものである、との説明などから、参加した52名の共栄大学の学生は、ESG投資や企業のSDGsの役割についての理解を深めたようです。ベトナム留学生からの質問に続き、学生代表者からは、「近い将来、就職活動を進める際には、企業のSDGsへの役割も重視して検討していきたい」との決意と感謝の言葉が述べられ閉会しました。

講師をされた森様(中央)と特別講演に出席した石塚ゼミ、平林ゼミ、小林ゼミ及び一般学生一同

今回特別講演に参加した学生が、将来社会に旅立ち企業等で活躍することでしょう。そして、いつかそれぞれの立場からSDGsと社会に貢献することを願っています。

※Environment(環境)、Society (社会)、Governance(ガバナンス)に配慮した投資のこと

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