【国際経営学部】国際観光論で特別講義を行いました

2022.06.27

国際経営学部

6月13日(月)国際観光論ではJALグループ株式会社オーエフシー企画総務部課長関本陽氏をお迎えし、 「国際航空運賃の仕組み」について特別講義を実施しました。

株式会社オーエフシー(以下OFC)は、一定ではなく複雑な国際線の旅客・貨物運賃情報を掲載したタリフ(データやルールを記したマニュアルのようなもの)を日本で発行している唯一の会社です。また、海外の航空会社のほとんどが日本に乗り入れるにあたり、各社が官公庁に運賃の認可申請を行う際の業務支援などがOFCによって担われており、私たちが旅行会社などを通じてニーズに合わせた運賃を探すための情報の根幹を支えています。

講義では、国際航空運賃がどのような歴史を経て現在の仕組みが整えられてきたのか歴史を振り返り、私たちが購入する航空券(チケット)の運賃が多種多様である理由や背景をわかりやすく説明していただきました。

コロナ禍で人々の海外渡航が制限されている現在も、活発に動く物流の世界では貨物運賃が変動していることなど、国際航空におけるひと・もの・かねの動きについて学び、航空業界・旅行業界・物流業界などを支えるBtoB事業としてのOFCの果たす役割から社会の仕事の拡がりを知る有意義な機会となりました。

今回の特別講義は、履修登録者以外も聴講できる公開講義でしたが「お得な海外旅行をしたい」と思う学生が多く参加し、熱心に聴講していました。

関本陽氏より航空運賃と鉄道運賃の違いからその仕組みを学びました
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