【国際経営学部】第72回栃木県発明展覧会に腕木式転落防止装置を出展

2022.10.25

国際経営学部

2022年10月21日(金)~10月23日(日)に栃木県産業技術センターにて開催された「第72回栃木県発明展覧会」に、国際経営学部・伊藤ゼミ(伊藤大河准教授)の卒業生が考案した『腕木式転落防止装置』を出展しました。

 腕木式転落防止装置は、駅ホームからの転落を抑制する簡易的なホームドア装置で、河合麗奈さん(国際経営学部卒業生)、板橋咲季さん(国際経営学部卒業生)が、在学中に伊藤ゼミでの研究の一環として開発し、実用新案登録をした装置です。

 本装置は、2本の遮断棒によって駅ホームからの転落を抑制するものであり、従来のホームドアと比較して隙間が多い構造です。簡易的な構造であるため、設置コストが大幅に削減できることが見込まれ、乗降客数の少ないローカル線の駅にも容易に導入されることが期待されます。2本の遮断棒は、上側の遮断棒がホーム側から見て手前に、下側の遮断棒が奥に設置する考案により、視覚的に2本の遮断棒の間隔が狭く見えるほか、上から覗き込んだ場合も、視覚的に乗り越えにくい印象を与え、「潜り抜けにくく、乗り越えにくい」ことが特徴です。

第72回栃木県発明展覧会への出展の様子

伊藤ゼミでは、本学の教育理念の1つである「社会学力」を起点に、社会を生き抜く実践力を身に付けるために、これからも学生が積極的にチャレンジできる環境を提供してまいります。

一覧に戻る
ページトップへ