11月15日に共栄大学の海外留学の提携校のひとつである、米国セイクリッド・ハート大学（Sacred Heart University）から、コミュニケーション・メディア・アート学部で、メディア・アート部長を務めておられるサラ・ロス教授と国際問題英語教育研究所のボイテック・ウロック所長をお招きして、学生を対象に英語で特別講義を行いました。

始めにウロック所長からは同大学の語学留学制度について説明があり、学生への丁寧なサポートを行うとともに語学だけでなくスポーツや講演など様々なイベントにも参加できること、これまでに共栄大学からも複数の学生を受け入れていることについてのお話がありました。

続いて、ロス教授から、ディズニー映画の「カールじいさんの空飛ぶ家」（2009年公開、原題：UP）のビデオ・クリップを題材に、カールとその奥さんのエリーの人生の旅において、主人公の情緒の変化を色や音、場面の変化等で表現することにより、視聴者は知らないうちに主人公の気持ちの変化や感情を共有していることを実際に学生に画面上で体験させながら説明をされました。受講していた学生からは、エリー登場の場面がピンク色から紫に変化していく意味は何なのか、等の興味深い質問が活発に出され、特別講義の終了後には受講生より「とても興味深かった」、「来てよかった」、「この講義に出て語学留学を決めた」等の感想が寄せられ、とても柔らかい、暖かなふいん気の中に特別講義を終えることができました。